カンボジアのお正月について

カンボジアでは、1月から4月にかけてほぼ毎月のペースで3回のお正月があります。
1月にはチョール・チュナム・クマエと呼ばれる日本と同じ1月1日に行われるもの、2月にはチョール・チュナム・チェンと呼ばれる中国暦の旧正月に行われるもの、4月中旬にはカンボジアのクメール正月というものがあります。
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なぜカンボジアで中国暦の旧正月をお祝いするのか
カンボジアには、古くから中国系民が多く住んでいることから、中国の文化や習慣も伝えられてきており、中国暦のお正月があると言われています。
中国暦のお正月は3日間行われ、首都であるプノンペン市内の市場など多くの商店はお休みしてお祝いすることになっているのです。
中国のお祝いと同じように爆竹を鳴らしたり、紙幣に似せて作ったものを燃やして金銭の成功を願ったり、お祝いの食事をとるのが一般的となっています。
食事はその家によって異なりますが、長いものを食べると長生きするという考え方からどの家でも麺類を食べることが多いと言われています。 特に商業都市であるカンダール州の州都、タークマウでは中国系の住民が多く、その時期になると大変な賑わいとなります。
中国暦のお正月は3日間行われ、首都であるプノンペン市内の市場など多くの商店はお休みしてお祝いすることになっているのです。
中国のお祝いと同じように爆竹を鳴らしたり、紙幣に似せて作ったものを燃やして金銭の成功を願ったり、お祝いの食事をとるのが一般的となっています。
食事はその家によって異なりますが、長いものを食べると長生きするという考え方からどの家でも麺類を食べることが多いと言われています。 特に商業都市であるカンダール州の州都、タークマウでは中国系の住民が多く、その時期になると大変な賑わいとなります。
クメール正月とは?
カンボジアでは昔から4月頃になると天から女神が降りてくると伝えられており、その時をお正月としてお祝いします。
各家庭で祭壇とお供え物を用意し、女神を迎え入れます。
クメール正月は4日間程行われ、首都であるプノンペンに住む人々も田舎へ帰るため、飲食店や商店もやっておらずこの期間だけは普段なら賑わいを見せているプノンペンも静まり返っているのです。
しかし、朝までお酒を飲みながら楽しんだり、夜は多くの人が集まってダンスをしたり、お正月をお祝いする伝統舞踊やパフォーマンスも行われる楽しいイベントも催されているところがあります。