雪山(せつざん、中国読み Xueshanシュエシャン)は台湾中部にある台湾で2番目に高い最高峰です。
標高は3,886m。日本による統治時代には「次高山」と称していました。登山するのに特別な装備は要りませんが(ただし積雪期を除く)、2025年現在中腹にある山小屋が工事中で麓に近いシチカ山荘からの往復登山となるため長時間の登山となります。
登山可能なシーズンは雪どけの3月後半から積雪期に入る12月初旬まで。
天候の安定しやすいベストシーズンは10~11月頃といわれています。※下追記参照
次いで4月も安定しやすい時期と云われます。
GW以降~9月初め頃までは雨量が多くまた台風の影響を受けやすい場所なので注意が必要です。
気温は時期や天候によりますが11月初旬の山頂で0度前後までに下がることもあります。
登山技術としては多少の急こう配や痩せ尾根などある程度で技術的に困難な場所もなく基本的に登りやすい山といえるでしょう。
標高差としては初日水池登山口2,140mからシチカ山荘2,463mまでの短時間の登山、翌日はシチカ山荘早山頂まで標高差1,400m余りのアップを往復しますので結構なの長時間行程となります、普段登山している方でも早朝に山荘出発し登頂後戻ってくるのは夕方近く、あるいは下山途中で日が暮れてしまうこともあるようです。
ただし標高が富士山より高いこともあり高山病には注意が必要です。
登山には登録された登山ガイドの同行が義務づけられています。
初日山小屋までは比較的近いものの寝具は持参必要なので重い荷物を避けたい方はポーター(荷物持ち)を雇うことも可能です。
追記(2024年12月時点):
2023年は10月に台湾に台風上陸しました、2024年は11月に数回も台風の上陸や接近がありそのたび現地当局から登山中止措置が出されました。
地球温暖化により11月になっても南海の海水温が高く発生した台風が日本までは北上しなくても緯度の低い台湾に流れていった結果です。
今後も温暖化が進むと思われるので従来の「ベストシーズンは10~11月」というスタンスを変える必要があるかもしれません。
もう1年様子を見て2025年の同時期の結果を待って更新する予定です。
標高差としては初日は登山口2,140mからシチカ山荘2,463mまで標高300m余りのアップと軽めですが、
2日日はシチカ山荘から山頂3,886mまで1,400m余りの標高差を往復下山することになり相応の体力が必要です。
2日目の標高差でいうと富士登山5合目吉田口からの山頂までを1日で往復するのと同じぐらいですが、標高がより富士山より高い分高山病症状には確実にはより注意が必要です。
弊社では酸素缶の事前用意もお受けしています(ただし数限りあり、在庫確認必要)
登山技術としてはロープワークのような特別な技術は必要ありません。
登山には登録された登山ガイドの同行が義務づけられています。
食事は用意されますが寝具の用意がなく寝袋など持参いただきますのでそれなりの荷物量になります。
荷物負担を減らしたい方はポーター(荷物持ち)を雇うことも可能です。
登山の為に必要なシチカ山荘の予約が4ケ月前に開始されます、外国人用の枠は1日24名に限られいます(同行ガイドも含む)。
また、金曜&土曜日と台湾の連休期間、メンテナンス日など外国人枠の設定が無い日もあります。
申込み開始となる4ケ月前に玉山国家公園局に申込みします。
弊社に登山現地ツアーとしてお申込みいただいた方は開始日に予約をお取りします。
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