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キナバル山の基本情報(気候,体力負担,ガイド等)

キナバル山キナバル山の位置

キナバル山とは?
キナバル山はマレーシア・ボルネオ島コタキナバル郊外に位置する山です。
標高4,195mにて東南アジアで有数の高さを誇ります。
熱帯雨林茂るジャングルから草も生えない岩稜帯まで変化のある自然とダイナミックな眺望がお楽しみいただけます。

登山の時期
気温の月間較差は極めて小さく年間を通じて登山可能。
2月~5月までは雨が少なく比較的天候が安定する時期。7月~9月までは熱帯低気圧の影響を受けしばしば強風となることがあります。
10月・11月は雨の多い時期で12月・1月は中間的な気候。以上は地元登山ガイドから得た情報を元にしておりますが、明確な分けとは言い難く、多雨期でも数日全く雨が降らないことがあれば逆に小雨期期に大雨にあうことも。
結局のところ雨にあう確立が若干高い低いかの違いでしかありません。
なお、強風や濃霧・異常低温など天候コンディションが著しく悪い場合に、サバ州当局より山小屋から上部の登頂ルートが登山禁止される場合があります。

キナバル山の気温
中腹の山小屋で摂氏10~5度近く、山頂は0度前後まで下がることがあります。
通常は雪が降ることはありません(積雪は数年に一度程度)。

登山に必要な体力・技術
ロープワーク等の特別な登はん技術は必要としないので、初心者でも登りやすい山であると言われています。
マレーシアの人はちょうど日本の富士山に登るような感覚で登山経験のない方も登っていますし、登山口からの強度・標高差も近いといえるかもしれません。
ただし標高は富士山より高い分、高山病に対する注意はより必要です。
また、一定の体力はもちろん必要ですし、岩の多い山でもあるので、転んでのケガなどに対する備え・覚悟は必要です.

高山病について
一般的には、中腹の山小屋の時点では高山病の症状出ても軽度で済む場合が多い。
ただし個人差が大きく、稀に緊急下山が必要になるほど重症になる場合もあります。
あまり無理をすると死に至ることすらあるので、症状が重い場合は登山ガイドや山小屋スタッフに早めに相談するようにして下さい。
山小屋には医療施設はありません。

登山ルート(一般登山道)
キナバル公園本部からバスまたは徒歩でティンポホン登山ゲート(1890m)に移動し登山開始、途中で昼食を取り3300m付近の山小屋に1泊する。
翌早朝午前2:30~3:00頃に登りはじめ、通常であれば日の出午前6:00前後に登頂、登頂後ラバンラタで朝食・小休憩をとった後、同じ登山ゲートまで下山します。
標準歩行時間は1日目5時間程度、翌日は8時間程度(休憩時間含めず)。
ただし登山ペースにより大きく異なります。
1目も2日目も通常は時間の余裕が充分あるはずなので、急がず、無理のないペースで登ることが肝心。
中腹までは樹林帯、中腹から上は岩帯で、岩をロープを伝って登る場所が数箇所あります。

持ち物について
靴はある程度靴底のしっかりした物を。スニーカー程度で登っている人も見かけますが岩の上を歩くと衝撃から足を痛めやすいのでトレッキングシューズのようにある程度は靴底がしっかりしたもの、足首まであるハイカットの靴が捻挫予防になるのでおすすめ。
登山中不要な荷物は公園本部に預けておくことができます(有料)。
山小屋は夜間摂氏10℃、山頂は5℃程度まで冷え込むので、充分な防寒具を用意して下さい。
山小屋にはベッドと毛布はあるもそれだけだと寒さを感じるのでサマーシュラフないしシュラフカバー程度を持参すると良いです。
ラバンラタで追加毛布の貸し出しもあります(有料)。

ガイド・ポーターについて
登山には登山ガイドの同行が義務付けられています。
公園本部で登山受付をした際に同行するガイドが紹介されます。
地元の公園本部周辺の集落の人達にて、英語でのご案内が基本ですが片言レベルのガイドもあります。
登山ガイドが担当できる登山者は最大5名までとなっています(16歳以下の参加者がいる場合にはもっと可能人数が減る場合あり)。
登山ガイド料金は登山ツアー料金に含まれています
※必ず登山ガイドや宿泊等込みのツアーパッケージという体制になります-山小屋泊のみの予約はできません。
他に任意でポーター(荷物持ち)を頼むことも可能ですが、登山中不要な荷物は公園本部に預けることもできるので(1個RM12)、雇う人はあまり多くありません。
※ポーター料金登山ゲートから中腹山小屋までの往復2日間でRM130、荷物は10 Kgまで。当日申し込み制。

中腹の山小屋ご紹介

ラバンラタレストハウス
ラバンラタレストハウス 標高3272.7m

レストラン&売店(ミネラルウォーター・お菓子・ビスケット類あり)
水シャワー(共同)、トイレ(共同)
通常設定の相部屋(収容52名):
 ・1室4名~10名の相部屋。簡易2段ベッド・毛布付き
※以前相部屋にもヒータった時期ありましたが現在ありません(個室のみ)
個室(3部屋) ※追加料金必要
 ・専用温水シャワー・トイレ、ヒーター付きの部屋、定員2名×2室、6名×1室。
グンティンラガダン小屋
グンティンラガダン小屋Guntin Ragadan Hut 標高3323.5m

ラバンラタレストハウスの上方徒歩約8分。
※2015年6月の地震落石により被害を受け宿泊不可。再建予定不明
ワラスハット
ワラス小屋Waras Hut 標高3243.7m

ラバンラタレストハウスの手前徒歩約3分。
相部屋。簡易2段ベッド・毛布付き 収容12名
水シャワー(共同)、トイレ(共同)
※食事の際はラバンラタレストハウスに移動して取る必要があります。
※通常は非常時レスキュー待機スタッフ用の山小屋となっています
ラメインホステル
ルメイン小屋Lemaing Hut 標高約3,300m

ラバンラタレストハウスの少し上方徒歩約1分半。
相部屋。簡易2段ベッド・毛布付き、 収容30名
水シャワー(共同)、トイレ(共同)
※食事の際はラバンラタレストハウスに移動して取る必要があります。
※2014年9月にオープン。ラバンラタへの距離近いが部屋の収容人員多くベッド間のスペースやや狭い。現場では’Hostel’と表示。
※現在マレーシア人専用となっています

ペンダントハット
ペンダント小屋Pendant Hut 標高約3290m

特別ルートViaFerrata(ヴィアフェラータ)利用者のみが使用する
ラバンラタレストハウスのやや上方徒歩2分。
簡易2段ベッド・シュラフ付き 収容約30名
トイレ(共同)、シャワー(ぬるま湯程度)
※夕食の提供がないためラバンラタレストハウスに移動して取る必要があります

もうひとつの登山口『マシラウリゾート』
※マシラウルートは2015年6月の地震被害により閉鎖されております。

ポーリン温泉について
キナバル公園から車で1時間ほど奥にある温泉場。
いわゆる日本人が想像する温泉とはかなり異なります。
洗濯機状の湯おけにに蛇口から出る温泉を溜めからはいるのですが溜まるかなり時間がかかるので気長にどうぞ。
日帰りツアーなどで訪問する場合には足湯程度と思って行かれるとよいと思います。
敷地内にプール、樹上吊橋「キャノピーウォークウェイ」やバタフライファームもあります。