NCT自然と文化の旅 NCT自然と文化の旅 TEL
03-5825-6155

キナバル山の基本情報(気候,体力負担,ガイド等)

キナバル山キナバル山の位置

キナバル山の概要
キナバル山(Mt. Kinabalu)はマレーシア・ボルネオ島に位置する山です。
最寄りの都市(空港)はコタキナバルとなります。
標高4,095mにて東南アジアで有数の高さを誇ります。
熱帯雨林茂るジャングルから草も生えない岩稜帯まで変化のある自然とダイナミックな眺望がお楽しみいただけます。

登山の時期
気温の月間較差は極めて小さく年間を通じて登山可能。
2月~5月までは雨が少なく比較的天候が安定する時期。7月~9月までは熱帯低気圧の影響を受けしばしば強風となることがあります。
10月・11月は雨の多い時期で12月・1月は中間的な気候です。
以上は地元登山ガイドから得た情報を元にしておりますが明確な分けとは言い難く、多雨期でも数日全く雨が降らないことがあれば逆に小雨期に大雨にあうことも。
結局のところいつの時期でも雨に遭う確立が「若干高いか・低いか」の違いでしかないとも言えます。
悪天候の場合はどうなる?
中腹山小屋まではかなりの悪天でも閉鎖されることないので、登山そのもの自体が中止になることはありません
強風や濃霧・異常低温など天候コンディションが著しく悪い場合に、地元サバ州当局より山小屋から上部の登頂ルートが閉鎖される(登頂アタックできない)場合があります。
自然現象でもあるため悪天候のため登頂できなくても返金や延期などの救済措置はございません。

キナバル山の気温
中腹の山小屋で摂氏10~5度近く、山頂は夜明け前も最低気温が2度前後まで下がることがあります。
通常は雪が降ることはありません(積雪は数年に一度程度)。

登山に必要な体力・技術
ロープワーク等の特別な登はん技術は必要としないので、標高のわりに登りやすい山であると言われています。
ただし一定以上の体力はもちろん必要ですし、岩の多い山でもあるので、転んでのケガなどをする危険もあります。
普段登山以外の運動をしていて体力に自信があるからといって登山の経験無い方がいきなりキナバル登山に挑戦されるのは避けていただきたいです。
登山の経験が少ない方は事前に足慣らし山行をなさることを強くお勧めします。
山での歩き方、足の負担特に下山時の膝や足首にかかる負担というものは登山を経験して初めて鍛えられる性質ものです。
できるだけ、事前に登り&下りのある5時間以上のコースタイムの登山をさ足慣らしされておかれることをお勧めします。
できれば実施日までに一度富士登山をなされると、高い標高に慣れておくことも勿論、自分が高山病に強い体質なのかどうかなども目安になり良いです。
ただし富士山より標高高い分、高山病に対してもより注意が必要です

高山病について(高度障害)
一般的には、中腹の山小屋(3,272m)の時点では半数程度が高山病の症状を感じ、登頂時点では8割がた以上以上の方が何らかの高山病症状を感じるようです。
・息切れが激しい、体が著しくだるい、強い眠気
・強い頭痛
・吐き気を感じる、嘔吐する
・服を着こんでもなお寒さを強く感じる
症状の出方は個人差が大きく、全く感じなかったという方も稀にあれば山小屋へ着く前の時点で緊急下山が必要になるほど重症になる場合もあります。
多くの方は多少とも高山病になりながら登頂果たされていますが、あまり無理をすると死に至ることすらあるので症状が重い場合は登山ガイドや山小屋スタッフに早めに相談するようにして下さい。
登山口までの緊急搬送には現場の登山ガイド達が協力してくれます。
高山病対策の薬、ダイナモックスなどの利尿剤は日本では医師の処方せんが必要となります。

登山ルート(一般登山道)
キナバル公園本部からバスまたは徒歩でティンポホン登山ゲート(1890m)に移動し登山開始、途中で昼食を取り3,270m付近の山小屋に1泊する。
翌早朝午前2:30~3:00頃に登りはじめ、通常であれば日の出午前6:00前後に登頂、登頂後ラバンラタで朝食・小休憩をとった後、同じ登山ゲートまで下山します。
標準歩行時間は1日目5時間程度、翌日は8時間程度(休憩時間含めず)。
ただし登山ペースにより大きく異なります。
1目も2日目も通常は時間の余裕が充分あるはずなので、急がず、無理のないペースで登ることが肝心。
中腹までは樹林帯、中腹から上は岩帯で、岩をロープを伝って登る場所が数箇所あります。
登山道ルート図および解説は登山図のページをご参照下さい。

登山装備&用具について
日本の一般的な春・秋山シーズン程度の登山装備を目安とされて下さい。
靴は靴底のしっかりしたトレッキングシューズ以上のものを。
スニーカー程度で登っている人も見かけますが岩の上を歩くと衝撃から足を痛めやすいのでトレッキングシューズのように靴底がしっかりしたもの、足首まであるハイカットの靴が捻挫予防になるのでおすすめ。
登頂時の山頂は摂氏3℃程度まで冷え込むので、充分な防寒具を用意して下さい。
山小屋にはベッドと毛布はありますがそれだけでは寒さを感じる事もあるので多少の補助防寒具を持参されると良いです。
サマーシュラフを持参されるですとか、または登頂時に用意した防寒具を着込んで寝るというのも有効です。
ピッケルやアイゼンは必要ありません。

登山中不要な荷物は預けられる?
登山中不要な荷物は入山手続きをするキナバル公園本部レセプションに預けることができます(1個RM12)
それでも防寒具など持ってもらいたいですとかの方はポーター(荷物持ち)を頼むことも可能です。
ポーター料金は登山ゲートから中腹山小屋までの往復2日間でRM130、荷物は10 Kgまで。当日申込み制

登山ガイド・ポーターについて
登山には登山ガイドの同行が義務付けられています。
公園本部で登山受付をした際に同行するガイドが紹介されます。
地元の公園本部周辺の集落の人達にて、英語でのご案内が基本ですが片言レベルのガイドもあります。
登山ガイドが担当できる登山者は最大5名までとなっています(16歳以下の参加者がいる場合にはもっと可能人数が減る場合あり)。
登山ガイド料金は登山ツアー料金に含まれています
※必ず登山ガイドや宿泊等込みのツアーパッケージという体制になります-山小屋泊のみの予約はできません。
登山ガイドへのチップ(任意):
義務付けられたものではありませんが、実際には多少のチップを払っていただけるお客様が多くそれが登山ガイドの生活費の一部として勘定されている実情がありますのでできれば出してやっていただくと助かります。目安額としてはRM50、お渡しいただくタイミングとしては登山ゲートまで下山した時が適当です。
他にお客様と関わる者としてはキナバル公園までの送迎車の係員がおりますが往復それぞれ違う者となることも珍しくないのでお出しされなくても良いかと思います、ただし何か予定外の送迎サービスをしてもらったり負担をかけてしまったような場合にはご考慮下さい。

※キナバル登山道でのドローンの持ち込み・飛行は禁止されております。

中腹の山小屋ご紹介
ラバンラタレストハウスラバンラタレストハウスの食堂ラバンラタレストハウスの宿泊部屋
ラバンラタレストハウス Laban Rata Resthouse 標高3272.7m
レストラン&売店(ミネラルウォーター、お菓子、ビスケット類あり)
水シャワー(共同)、トイレ(共同)
通常設定の相部屋(収容52名):
・1室4名~10名の相部屋。簡易2段ベッド・毛布付き
・暖房はありません
個室(3部屋) ※追加料金必要
・専用温水シャワー・トイレ、ヒーター付き
・2名部屋×2室、6名部屋×1室。
パナラバンホステルパナラバン小屋の宿泊室
パナルラバン小屋 Panalaban Hostel 標高約3,280m
ラバンラタレストハウスのすぐ上、徒歩約40秒。
水シャワー(共同)、トイレ(共同)
ベッド間の間隔はラバンラタより狭い。
食堂が無いので食事はラバンラタに移動して取る必要があります。
定員約20名
※2019年3月オープンの山小屋(ホステル)
通常使用しない山小屋
ルメイン小屋Lemaing Hostel 標高約3,280m
ルメインホステル
ラバンラタの少し上邦楽、徒歩約1分半。
※マレーシア人専用の山小屋です

ワラス小屋Waras Hut 標高3243.7m
ワラス小屋
ラバンラタレストハウスの手前徒歩約3分。
※通常は非常時レスキュー待機スタッフ用の山小屋となっています

ペンダントハット
ペンダント小屋Pendant Hut 標高約3280m
※特別ルートViaFerrata(ヴィアフェラータ)利用者用の山小屋
ラバンラタレストハウスのやや上方徒歩2分。
簡易2段ベッド・シュラフ付き 収容約30名
トイレ(共同)、シャワー(ぬるま湯程度)
※夕食の提供がないためラバンラタレストハウスに移動して取る必要があります

ポーリン温泉について
キナバル公園から車で1時間ほど奥にある温泉場。
いわゆる日本人が想像する温泉とはかなり異なります。
洗濯機状の湯おけに蛇口から出る温泉を溜めから入るのですが、溜まるかなり時間がかかるので気長にどうぞ。
足湯のコーナーもあります、日帰りツアーなどで訪問する場合には利用できるのはこの足湯程度だと思っておいた方が良いです。
キナバル登山の前または後にポーリン温泉に宿泊するプランであれば温泉やその他施設を楽しみ時間も充分取れます。
(ポーリン温泉の宿泊予約必要 - 込み合うこと多いのでご注意下さい)
敷地内にプール、樹上吊橋「キャノピーウォークウェイ」、バタフライファームもあります。